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2024年5月20日

大手電線メーカー4社の23FY通期業績


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過去最高水準の業績が続出

大手電線メーカー4社の23年度通期業績が出揃った。住友電工は、売上高でも利益面でも過去最高の業績となり、SWCCも営業利益と経常利益で過去最高を更新した。前年度に過去最高の業績となったフジクラは減収減益となったものの、ほぼ前年並の水準を維持している。古河電工も減収減益となったが、業績予想を上回る決算となった。


タツタ電線の新社長に森元昌平氏

山田宏也社長は代表取締役会長に

タツタ電線は、14日に開催した取締役会で、森元昌平取締役常務執行役員が代表取締役社長執行役員に就任する役員人事を発表した。これに伴い、山田宏也代表取締役社長執行役員は、代表取締役取締役会長に就く。6月21日開催の定時株主総会および同株主総会終了後の取締役会にて正式決定する。


「そこが聞きたい」サンコーシヤ 佐々木博行取締役

台湾拠点、24年度稼働予定

サンコーシヤは、雷防護事業、情報通信関連事業、エネルギー関連事業を展開し、特に、雷防護と情報通信関連を得意とする。同社の佐々木博行取締役営業本部本部長は本紙の取材に応じ、24年度の事業見通しを「横ばいか微増」とした。また、「今後の方針としては汎用品を拡販し、売上高と利益率向上に努める」と語った。さらに、同社の成り立ち、雷害対策の基本的な考え方、海外展開、SDGsへの取り組みなどを聞いた。


住電HSTケーブル、2年後に件名先物取引を廃止

銅価格の変動によるリスクを軽減

住電HSTケーブルの岡田久知代表取締役社長は、2年後を目処に件名先物取引の契約を廃止すると本紙に語った。件名先物取引は納期が長いことから、銅価格の変動による差損リスクや在庫リスクを減らすことが目的で、全品種・全顧客が対象となる予定だという。


「人とくるまのテクノロジー展」5月22日から開催

開催3日間で6万人超の来場者を見込む

自動車技術会が主催する自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2024」が、5月22〜24日の3日間、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される。この展示会は92年に自動車業界で活躍する技術者や研究者向けの自動車技術専門展として始まり、モビリティの未来を支える技術や知識を共有する場として位置付けられている。


住友電工 英・高圧ケーブルプロジェクトを受注

700億円の海底ケーブル工場建設へ

住友電工は14日、525kV高圧直流ケーブルプロジェクト「シェットランド2」の受注が内定したと発表した。同プロジェクトは、英国で送電システムを手掛けるSSENトランスミッション社が計画しているもので、英国本土と最北端のシェットランド諸島間の約330kmを連系する。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工 半導体製造用テープ工場を新設

25年4月から量産予定

古河電工は、半導体製造工程用テープを安定供給するため、三重事業所(三重県亀山市)に第2工場を新設し、5月15日に開所式を行った。半導体製造工程用テープの製造工場としては、平塚工場(神奈川県平塚市)、三重第1工場に続き3番目になる。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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