ノキア 米インフィネラ社を買収
27年までに営業利益2億ユーロのシナジー効果
ノキアは6月27日、米・インフィネラ社を1株あたり6.65㌦、企業価値にして23億米㌦で買収する正式契約を発表した。この買収は、6月26日終値のインフィネラ社の株価に対して28%、180日間の出来高加重平均価格に対して37%のプレミアムとなっている。
光機器事業のグループシナジーと体制を強化
住友電工は、10月1日付で住電オプコムの事業のうち光電子機器製品事業について、営業を住友電工に、製造を住友電工オプティフロンティアに、それぞれ事業譲渡し、日本通信電材を存続会社として住電オプコムを合併する。
コスト上昇分の価格転嫁を推進
昨年12月に関東電線販売業協同組合(関東電販)の理事長に就任した神山欣也氏(海光電業代表取締役社長)は、本紙のインタビューに応じ、「開かれた組合を目指す」と就任の抱負を語った。二期目にあたる今回の就任は、前回の一期目(04~05年)とは電線業界を取り巻く状況も変化したことから、組合からの退会防止を推進する。また、関東電販の24年度の重点施策のうち、特に「組合の活性化」に注力する。「組合員、協賛会員の各社がウィンウィンの関係に」と語る神山理事長に、電線流通業の市場動向や、組合の最重要課題を聞いた。
30年度にCO2の38%削減を目指す
プロテリアルは、茨城県日立市にある茨城工場豊浦分工場内に導入した自家消費型太陽光発電設備を3月から本格稼働させた。同設備は、年間約1千947MWhを発電でき、発電した電力はすべて同工場内で消費する。これは同工場の使用電力の3.8%に相当し、年間約900㌧のCO2を削減できる。
取引先との懇親会「宮﨑会」が復活
電線製造機械メーカーの宮﨑機械システム(本社・大阪府貝塚市)が設立80周年を迎えた。80周年に際して、休眠していた取引先との懇親会「宮﨑会」を復活させて関係の強化を図り、社内ではユニフォームを鮮やかな紺と青のバイカラーに一新して、同社の伝統と未来を表現した。新ユニフォームは「これからのミヤザキ」をイメージして「社員の心身向上・リクルート効果・顧客への印象向上を企図して、清新と動きやすさの両立を実現した」という。
500mWファイバ出力時の消費電力は従来比で半分以下
古河電工は2日、ラマン増幅器用励起光源FRL1441Uシリーズについて、500mWファイバ出力時の消費電力が従来比で半分以下となる超低消費電力駆動を達成し、量産技術の開発を開始したと発表した。
最高110℃の環境で長期間使用が可能
イグスは6月14日、最高110℃の耐高温性を有する3Dプリンター用粉末状材質「イグリデュールi230」の提供を開始した。この材質は、3Dプリント部品の適用が難しい高温環境で使用できる