韓国の再エネ比率が世界平均を下回る
原子力・火力発電を活用した製品を日本にアピール
韓国の総発電量に対する再生可能エネルギーの割合は5%と、世界平均の30%を大きく下回っている。依然として、火力が約60%、原子力が約30%を占め、現政権は、原子力発電と再生可能エネルギーを効率良く拡大するエネルギーミックスを確立する方針だ。これをビジネスチャンスと捉えている韓国の民間企業が、電力事情が近い日本にも売り込みをかけている。
初開催「データセンターEXPO」は省電力がカギ
「データセンターEXPO」で特に目立っていたのが、省電力化を目指したソリューションや製品だ。近年、さまざまな業界でクラウドサービスの導入やデジタル化が進んでいるのに加えて、AI技術が急速に発展しており、データセンターの消費電力量は年々増加している。そのため、「省電力」を視野に入れた製品やソリューションの展示が目立った。
8月輸出合計7千d、2カ月連続減
財務省がまとめた輸出入通関実績(輸入7月分、輸出8月分)によると、7月分の輸入合計は3万6千606d(前年同月比2.1%増)で再びマプラスとなった。7月分輸出と比較すると、2万7千568dの輸入超過となった。また、8月分の輸出合計は7千111d(同10.4%減)の2桁減で2カ月連続で大台の1万dを割り込んだ。
USBケーブルでは最速の双方向80Gbps(片側最大120Gbps)通信を実現
住友電工は17日、アリオン社から世界で初めてUSBケーブルとしては最速の80Gbps240WタイプCケーブルの認証を取得したと発表した。アリオン社は、USB規格の仕様策定などを行う非営利団体USB-IFに認定された第三者認証試験機関。認証はすでに8月17日に取得している。パソコンや周辺機器の多機能化による高速伝送のニーズに対応した製品となっており、住友電工は12月から販売を開始する。
あらゆるV2X製品への適用が可能
日本航空電子工業は22日、DC(直流)急速充電規格として標準採用されているCCS2規格に準拠した、EV充放電用コネクタ「KW21A」の販売開始を発表した。EV用充電器の設置数が増加する欧州市場を狙う。また、電力不足時にEVを蓄電池として利用でき、定格電流40Aと80Aをラインナップしているため、あらゆるV2X製品への適用が可能だ。
自動車業界での活用を視野
安川電機は8日、アルミ材の摩擦撹拌接合(FSW)へ適用できるロボット「MOTOMAN-GG250」の販売開始を発表した。同製品は、熱変形が小さい、強度低下が小さい、異なる金属同士の接合が可能、消耗品が少なくランニングコストや環境負荷が小さいなど、多数の利点を持つ。車体を軽量化する動きが活発なEV・HEV向けの活用を目指している
ノイトリック社REANブランドのプラグを採用
モガミ電線は、プラグ付きmogami「2524」パッチケーブルシリーズの発売を開始した。同製品は同社のギターケーブルの中でも、フラット・シャープでクセのない音質が特長で、最もバランスが取れている。ノイトリック社(リヒテンシュタイン)のREANブランドのプラグを採用したことで、堅牢な設計、信頼性の高い機能性を実現した。