CO2排出量37%削減を前倒しで達成
日本電線工業会の森平英也会長(古河電工代表取締役社長)が本紙の新年インタビューに応じた。協会の重要活動テーマである「商慣習の改善」については、「新品偏重問題や件名先物契約問題が改善し、業界全体で浸透している」と語った。25年度の電線需要では自動車に期待を寄せ、「生産台数が回復すれば、過去最高値を更新する可能性がある」とし、「車載WHはアルミ化が進む」と中期的な見通しにも触れた。課題である人材不足については、「業界が一丸となって取り組んで気運を醸成する」とし、電線業界ならではの働きがいを若い世代に発信する。
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