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2025年2月3日

トップインタビュー/SWCC 長谷川隆代 代表取締役CEO社長執行役


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26年度稼働を目指し、SICONEXの増産投資

SWCC(旧昭和電線HD)の長谷川隆代代表取締役CEO社長執行役は本紙のインタビューに応じ、25年度の抱負について「26年度の中期経営計画の1つ前の年度となるので、中期経営計画をどう変えていくか大事な年となる。今年こそは会社がどんな路線で成長するか明確にお伝えしたい」と語った。同社はエネルギー・インフラ事業が好調で、事業の中心であるSICONEXは、電力会社・民間企業ともに高いシェアを占めているという。同事業などの今後の展開や、19年から取り入れているROIC経営、社長直轄プロジェクトの進捗などについて聞いた。


トップインタビュー/ABB 浅利貴 事業本部長

国内市場は10%以上の売上増目指す

ABBのロボティクス&ディスクリート・オートメーション事業本部・浅利貴本部長が本紙のインタビューに応じ、24年1月から9月までの実績について「グローバル全体で20億2千900万USjだった」と語った。ディスクリート・オートメーション関連が景気後退の余波を受けたが、ロボット関連は大きな落ち込みはなかった。浅利本部長に、今後の事業戦略やロボット市場の現状と課題、同社の取り組みなどを聞いた。


因幡電機産業 25年3月期第3四半期決算

売上高、営業益ともに3Q過去最高業績を更新

因幡電機産業の25年3月期第3四半期連結業績は、売上高2千727億6千200万円(前年同期比12.4%増)、営業利益173億3千700万円(同15.4%増)、経常利益185億600万円(同16.0%増)、当期純利益126億9千500万円(同15.0%増)で第3四半期で過去最高の業績を更新した。


日本電線工業会 11月の主要7部門出荷

通信などを除く5部門がマイナス

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の24年11月分実績および12月分推定によれば、11月分実績は合計5万2千235d(前年同月比7.2%減)で、3カ月ぶりにマイナスとなった。部門別では、通信とその他内需を除く5部門がマイナスとなった。金額では、銅建値が140〜150万円台で推移したことから、1千544億9千400万円(同4.7%増)となった。


住友電工 英国でHVDCのCRA契約

スコットランドの新工場で製造

住友電工は1月23日、英国本土と最北端のシェットランド諸島間を連系する高圧直流ケーブルプロジェクト「シェットランド2」に関して、キャパシティ予約契約(CRA契約)を締結したと発表した。同プロジェクトで納入する525kVXLPEケーブルは、住友電工がスコットランドのニッグ港に建設中の新工場で製造する予定。525kVの高圧直流ケーブルの製造は、英国国内で初めてとなる。


DSE社 イタリアの検査メーカーを買収

電線・EV向けの需要を捕捉

深瀬商事が取り扱うDSEテストソリューションズ(本社:デンマーク/ロンバーグCEO)は1月、イタリアのエナメル線品質検査機メーカーのリゴン・インスツルメンツ社の買収を発表した。この買収を受け、深瀬商事はDSEブランドのリゴン社製のエナメル線試験器も日本国内に向けて販売する。


古河電工 SFVP体験ラボを開設

実際の施工を体験可能

古河電工は1月17日、電力用ケーブル保護管「SFVP」の体験ラボを平塚事業所内に開設した。同ラボでは、再生可能エネルギー関連事業者や施工会社、電力事業者などを対象に、「SFVP」の現物(4m/本)を使用した施工体験を提供する。施工現場を再現した3Dによる配管シミュレーションで、スペーサ部材による管同士の離隔管理や段崩し3次元配管などを視覚的に確認できる。




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