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2025年4月14日

トップインタビュー/矢崎エナジーシステム 矢ア航社長


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タイ拠点の新アルミ炉、26年7月に稼働

矢崎エナジーシステムの矢ア航代表取締役社長が本紙のインタビューに応じ、自ら立ち上げたAI・デジタル室について、「専門の人材を外部から採用し、刻々と変化するAI技術を賢く変えて、賢く事業に活用する」と語った。25年6月期の事業見通しは、「電線不足の混乱期に制限した受注分は今期が納入期にあたる」としながらも、金額では売上高は前年と同水準、営業利益は前年を上回る見通しだ。同社は、生産拠点のスマートファクトリー化を積極的に行い、国内の沼津製作所西棟ではCVの生産効率化、海外ではタイ拠点でアルミ炉を新設し、26年77月に稼働する予定だ。


東協組 第71回軟式野球大会

決勝は品川電線A対岡野電線

東日本電線工業協同組合(東協組)主催の「第71回軟式野球大会」(共催:東日本電線工業健康保険組合、後援:電線新聞)が6日、大宮けんぽグラウンドで開催された。準決勝は、平河ヒューテック4―10品川電線A、品川電線B0―10岡野電線。品川電線Aと岡野電線が決勝に勝ち進み、決勝は前回大会と同じカードとなった。


フジクラ・ダイヤケーブル 4〜7%値上げ

人件費・材料費が高騰

フジクラ・ダイヤケーブルは7日、各種電線・ケーブルを4〜7%値上げすると発表した。今回の値上げは25年6月より順次実施し、品種・サイズによってはアップ率が変わる場合もあるという。


そこが聞きたい/メクテック 箱田浩執行役員

長尺FPCで自動車の性能向上に貢献

NOKグループのメクテックは電子部品事業を担っており、FPCを取り扱っている。創業時からFPC分野の先進企業であり、現在もトップクラスのシェアを誇る。同社の強みはグローバル展開で、欧州、アジア、北米などの生産拠点で各地域の顧客に製品を供給。自動車用途では、従来のWHに置き換わる製品として長尺FPCに注力している。同社の箱田浩執行役員に、長尺FPCの特長や最重要課題を聞いた。


国内光ケーブル 24年度需要見込み

535万7千kmCで前年度比9.6%減

日本電線工業会によると、国内光ケーブルの24年度需要見込みは535万7千kmC(前年度比9.6%減)、25年度見通しは548万kmC(同2.3%増)となった。24年度見込みはすべての項目でマイナスだが、25年度見通しは公共関連を除いて若干プラスの見通し。通信キャリアは既に5G投資を抑制しており、短期的にも大型の投資計画はなく、大きな変化は見込めない。


矢崎エナジーシステム 新型LPWA無線機を発売

ガス業界のDX化を推進

矢崎エナジーシステムは1日、都市ガス・LPガス業界の自動検針・集中監視の普及拡大に向け、LTE Cat・M1無線機「YSC-UTD、YSC-UD、YSC-NDおよびメータ一体型」を発売した。同無線機は、800MHzと2.1GHzの2バンドによる広い通信エリアと、Uバスエアのマルチホップ機能によるFAN構築で、電波が届きにくい場所をカバーする。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


古河電工 S帯集中ラマン増幅器を開発

大容量通信の実現に寄与

古河電工は3月28日、S帯集中ラマン増幅器を開発したと発表した。利得傾斜調整機能を搭載した製品となっており、今年後半からサンプル出荷を開始する予定。同製品は、伝送路ファイバで信号を増幅する分布ラマン増幅器とは異なり、内部に増幅媒体を持つことで高い利得を得ることができる。

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