タイ拠点の新アルミ炉、26年7月に稼働
矢崎エナジーシステムの矢ア航代表取締役社長が本紙のインタビューに応じ、自ら立ち上げたAI・デジタル室について、「専門の人材を外部から採用し、刻々と変化するAI技術を賢く変えて、賢く事業に活用する」と語った。25年6月期の事業見通しは、「電線不足の混乱期に制限した受注分は今期が納入期にあたる」としながらも、金額では売上高は前年と同水準、営業利益は前年を上回る見通しだ。同社は、生産拠点のスマートファクトリー化を積極的に行い、国内の沼津製作所西棟ではCVの生産効率化、海外ではタイ拠点でアルミ炉を新設し、26年77月に稼働する予定だ。
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