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2025年5月12日

トップインタビュー/SFCC 森口至郎代表取締役社長


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電線の「切る」「運ぶ」にも価値を

今年4月にSFCCの代表取締役社長に就任した森口至郎氏が本紙のインタビューに応じ、就任の抱負について「川瀬幸雄前社長が掲げたビジョンを継承しつつ、将来的な労働人口の減少や環境負荷の軽減への対応も強く意識していきたい」と語った。今後はエンゲージメントの向上や利便性およびサービスの向上、物流改革を行っていくとしており、中でも電線を「運ぶ」「切る」といったことの価値を見つめなおし、ユーザに安定的に製品を届けるため、継続して取り組みを進めていくとしている。森口社長に同社を取り巻く市場環境や2025年度の事業見通し、最重要課題などを聞いた。


つくばフォーラムの見どころ/NTT AS研究所 海老根崇所長

通信インフラの技術を社会インフラにも活用

NTTアクセスサービスシステム研究所(AS研)の海老根崇所長は「NTTグループは新たな価値創造とグローバルサステナブルな社会の実現のためにIOWN/6Gの研究開発に挑戦し続け、実用化に向けた加速を進めてきた」とした上で、「さまざまな社会課題を解決するアクセスサービスシテム研究所の取り組みをより一層ご理解いただけるよう、IOWN/6Gを筆頭にアクセス分野の多岐に渡る最新の研究開発成果をお見せする」と語った。同展の開催に先駆け、研究所の取り組みや、その成果である研究所展示について聞いた。(取材協力・「OPTCOM」編集部)


ジャンボびっくり見本市・大阪レビュー

ケーブル盗難対策の製品が目立つ

今年の大阪会場の開催実績は、来場者数1万9千252人(前年比834人増)、小間数685小間(同58小間減)、出展者数282社(同4社増)。会場入口付近のテーマゾーンでは、「サステナブルな技術で次世代へつなぐ」と銘打って「エネルギーの効率化」「防災・防犯」「建設現場・物流の省人化・省力化」の各テーマ展示、さらに奥では「FAゾーン」としてスマートファクトリーを意識した各社の展示がされた。


つくばフォーラム2025開催「世界を変える価値創造を」

アクセスネットワークへの挑戦

「つくばフォーラム2025」が5月15日(木)と16日(金)の2日間、NTTアクセスサービスシステム研究所(AS研)の筑波研究開発センタ内で開催される。開催時間は15日が10時〜17時、16日が10時〜15時30分。今年のテーマは、「世界を変える価値創造を 持続可能な社会を支えるアクセスネットワークへの挑戦」。NTTは、@サービスの高度化・多様化を支える技術、A運用を抜本的にスマート化する技術、B新ビジネス領域を開拓する技術、の3分野で展示を行う。


日本電線工業会 2月の主要7部門出荷

建設・電販は弱含みが続く

日本電線工業会がまとめた銅電線主要7部門別出荷数量の25年2月分実績および3月分推定によれば、2月分実績は合計4万6千779d(前年同月比11.2%減)で4カ月連続減となった。部門別では、自動車とその他内需を除く5部門がマイナスとなった。金額では銅建値が130万円台まで下落したことから、1千442億9千600万円(同3.4%増)でプラス幅は縮小した。


住友電工 長距離大容量伝送の世界記録更新

19コア光ファイバでC帯・L帯の損失低減を実現

住友電工は4月24日、光ファイバによる長距離大容量伝送の世界記録を更新したと発表した。この記録は、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と共同で、標準外径(0.125mm)の19コア光ファイバで毎秒1.02ペタビットの1千808q伝送を達成したもの。これは、札幌-福岡間に相当する距離であり、国内の大都市を結ぶネットワークに適用できることが実証された。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


住友電工 アイルランド−英国間連系線を引き渡し完了

運用開始により39万戸の家庭への電力供給が可能

住友電工は4月28日、アイルランド南東部のウェクスフォードと英国・ウェールズ南西部のペンブルックシャー間を結ぶ国際連系送電システムの建設プロジェクトに関して、コンソーシアムパートナーであるドイツのシーメンスエナジー社とともに、グリーンリンク社から受注した同プロジェクトの試運転を完了し、実運用に向けて引き渡したと発表した。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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