電線の「切る」「運ぶ」にも価値を
今年4月にSFCCの代表取締役社長に就任した森口至郎氏が本紙のインタビューに応じ、就任の抱負について「川瀬幸雄前社長が掲げたビジョンを継承しつつ、将来的な労働人口の減少や環境負荷の軽減への対応も強く意識していきたい」と語った。今後はエンゲージメントの向上や利便性およびサービスの向上、物流改革を行っていくとしており、中でも電線を「運ぶ」「切る」といったことの価値を見つめなおし、ユーザに安定的に製品を届けるため、継続して取り組みを進めていくとしている。森口社長に同社を取り巻く市場環境や2025年度の事業見通し、最重要課題などを聞いた。
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