トップインタビュー フジクラ 岡田直樹取締役社長CEO
DCビジネス各地域で活況
フジクラの岡田直樹取締役社長CEOが本紙のインタビューに応じた。情報通信事業を取り巻く市場環境について「北米では、HSDCを中心にAI DCへの投資が継続している。米国のハイパースケーラーは、国外でのDC建設も推進しており、欧州やアジアでもDCビジネスが拡大している」と語った。同社製品の中でも全地域で超多心ケーブルの引き合いが多く、販売を開始したばかりの1万3千824心のケーブルは、DCの基幹部分で使用されているという。
「電線・ケーブル製造」が追加
政府は1月23日、外国人材制度の見直しに関する関係法令などを閣議決定し、育成就労制度および特定技能制度における業種(業務区分)として、新たに「電線・ケーブル製造」を追加した。これにより、電線・ケーブル製造業は、外国人材の受け入れが可能な対象業種として制度上明確に位置付けられた。日本電線工業会は、制度の概要説明と監理・支援団体の紹介を目的としたセミナー開催を予定している。
国内初の大規模浮体式
住友電工は1月20日、国内初の大規模浮体式洋上風力発電所「五島洋上ウィンドファーム」建設において、海底送電ケーブル工事を完了したと発表した。1月5日から商用運転を開始している。五島洋上ウィンドファームは、長崎県五島市の福江島崎山漁港沖から約7qの海域(水深約130〜140m)に、出力2千100kWの浮体式風車を8基設置しており、発電総容量は1万6千800kWに達する。
154kVへラインナップ拡充
SWCCは、接続工事の省力化とスキルレス化を実現する簡易施工タイプの電力ケーブルを「e-Cable(イーケーブル)」としてブランド化し、ラインナップを154kV用まで拡充した。同製品は、イージーストリッピングタイプの外部半導電層を備え、同社の高電圧電力ケーブル接続工事システム「SICOPLUS(サイコプラス)」と連携する。
最長3.0mで高精度映像伝送
住友電工は12月3日、最新規格DisplayPort2.1に対応したDP80LLケーブル(3.0m)について、規格認証を取得したと発表した。DisplayPortは、VESAが策定するデジタル映像・音声インターフェース規格で、PCやディスプレイを中心に幅広く採用されている。DisplayPort2.1は、従来規格との上位互換性を維持しながら、8Kや16Kといった高解像度映像の出力や、高速なリフレッシュレートに対応する。
105℃の高温下でも稼働
OKI電線は1月20日、105℃対応の細径高屈曲ロボットケーブル「ORP-SL 105℃」を発売した。同製品はPFAS対応の「ORP-SLケーブルシリーズ」の新ラインナップで、4月1日から出荷を開始する。グローバル市場におけるロボット、FA、AI半導体製造装置などをターゲットに、26年度は年間1億円の販売を目指す。
労働安全衛生と設備保全に注力
日本伸銅協会の小林敬一会長(古河電気工業取締役会長)が本紙のインタビューに応じた。今年度は特に労働安全衛生と設備保全に注力しており、安全特別講話をはじめとした取り組みを実施しているという。「労働安全衛生と設備保全はいずれも安定した生産活動と事業運営を継続するために必要不可欠だ」と語る小林会長に、具体的な取り組みの内容や、被覆電線のリサイクルに関する技術開発の進捗などについて聞いた。