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2025年6月9日

高まる中国系ベンダの存在感


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アルミでワンストップソリューション展開

先月開催された「JECA FAIR」では、アルミケーブルに関する出展が目立った。日系メーカーが盗難対策として青シースに切り替えるなか、中国系は、圧着から施工までの請け負い、日本の認証取得、低価格・短納期をセールスポイントにし存在感を放っていた。他に省力化に寄与する製品として、西日本電線の「電動型防保護管挿入機」、ミルウォーキーツール・ジャパンの「電動油圧式ダイスレス圧着工具」などが出展された。


古河電工がPONでノキアと協業

25年に日本と北米で展開

古河電工は2日、NSNの本社(東京都港区)で会見を行い、ノキアと超高速ブロードバンド技術で提携すると発表した。古河電工は、日本市場に特化したPONソリューションの共同企画・開発を推進するとともに、ノキア製の最新OLT/ONTとオプティカルLAN製品に対するローカルサポート体制を強化する方針。25年度内に古河電工の平塚事業所内にノキアの25GPON、将来的には50GPONなどを検証する環境を設置し稼働する。製品の市場展開も25年度中となる。同時にノキアは、川崎テクノロジセンターで検証を進める。


トップインタビュー/木島通信電線 木島英一社長

25年度の売上10%増目指す

木島通信電線の木島英一代表取締役社長が本紙のインタビューに応じ、創業100周年を迎えたことに対し「今後も『安全・品質第一主義』を掲げて培ってきた技術や信頼関係を守り抜き、通信はもちろん、産業、医療、防衛、鉄道など幅広い分野で寄与できる企業であり続けていく」と語った。同社は大正14(1925)年に創業し、固定電話機の普及に大きな役割を果たしてきた。次の100年に向けた同社の取り組みについて聞いた。


伸銅品4月生産

5.6万d、2カ月連続プラス

伸銅品を取り巻く業界の需要動向は、自動車は国産車の日本向けが順調に推移し、北米も堅調だが、EUと中国、ASEANでは不振が続く。半導体は、AI搭載機器の普及や、データセンター向けの増加などプラス要因はあるが、一方でスマートフォンを除く情報/生活家電は依然として低い水準にあり、全体量としては力強さに欠けている。


日本伸銅協会の新会長に小林敬一氏が就任

副会長には新たに3人が就任

日本伸銅協会の25年度定時総会が5月28日、ホテル椿山荘東京(東京都文京区)で開催され、正副会長および専務理事の人事が承認された。新会長には小林敬一氏(古河電工会長)が就任した。副会長には、大山正紀氏(三井住友金属鉱山伸銅社長)、釣谷宏行氏(サンエツ金属社長)、田口昌利氏(KMCT社長)の3人が新たに就任した。また、専務理事(代表理事)の桑山広司氏は留任となった。


ミルウォーキーツール・ジャパン M18排水ハンディポンプなど発売

最大94.5g/分で異物の混じった水を排出

ミルウォーキーツール・ジャパンは、「M18排水ハンディポンプ」と「MX FUEL充電器」を発売した。排水ハンディポンプは、最大94.5g/分で異物の混じった水を排水でき、スムーズかつ速やかな吸い上げが可能だ。同社のM18 FORGE 12.0AHバッテリーの使用で最大3千785gの水を吸い上げることができる。MX FUEL充電器は、同社のREDLITHIUM3.0バッテリーに使用した場合、最短45分で充電可能で、同社のすべてのMX FUELバッテリーに対応する。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ


「Interop Tokyo 2025」6月11日から開催

今年は新たに「教育AIサミット」を開催

「Interop Tokyo 2025」(主催:Interop Tokyo実行委員会)が、11〜13日の3日間、千葉市美浜区の幕張メッセ(国際展示場展示ホール4〜8/国際会議場)で開催される。主催者企画では、今年は新たに「教育AIサミット」を開催する。NECソリューションイノベータ、青楓館、みんがくなどの企業・団体が参加し、教育の場では導入が十分ではない生成AIの活用について、正しい理解を促し、すべての人がその力を生かせる未来の実現を後押しする。

詳細は記事提供先(技術動画サイトExpoX)へ




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